ネパール手漉き紙のロクタ紙とインテリア小物の専門店

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Loktawall(ロクタウォール)は、ロクタペーパーの素材感を飾るたのしみをひろげます

Loktawall(ロクタウォール)では、魅力的なロクタ紙を現地から直輸入し、ペーパーはもちろん、アソートしたペーパーのセットサンプル帳インテリアランプ、ロクタ紙を使った壁掛けアートパネルなどのインテリア小物を販売しています。


ロクタ紙とは

ロクタとは、ヒマラヤの山間部に自生するミツマタの古来種の植物の名で、
その樹皮を原料にしてつくられる手漉きの紙が、ロクタ紙(ロクタペーパー、ネパールペーパー)です。

防虫・防カビ力が強く、もととなる樹皮の繊維が太いために引き裂きなどに対する耐久性も高いロクタ紙は、「千年持つ紙」とも呼ばれ、現地では古くから公文書や聖典などの保存に用いられてきました。

昔ながらの素朴な製法で手漉きだされるロクタ紙は、つややかな繊維の表情を大きく残し、素材の凹凸をそのまま写しているので、繊細で平滑な日本の和紙などと比べると、とても力強く、繊維の流れが感じられるような、とても上品な表情を持っています。


ロクタの製紙業は、千年以上の長きにわたって貴重な特産物として現地で受け継がれてきましたが、20世紀に入ると次第に海外の量販紙に押されるようになり、手間と時間がかかり大量印刷にも向かないロクタ紙業は、衰退の一途を辿りました。

やがて、わずかな工場を除くと、休耕期などに現地の女性たちによって細々と作られるだけとなっていましたが、近年の世界的なエコブームと、地産産業に対する関心の高まりとともに、地場特産品として、また輸出用としても新たに生産されるようになり、ネパール独自の産業として現代に復興を遂げます。


長い歴史を持つロクタ紙には、初めて触れた時、どこか懐かしいような、遠い昔から知っているような、不思議なあたたかさを感じさせる魅力があります。

そこには、この紙が歩んできた歴史とともに、手付かずの自然から人の手によって直接に手漉き出される、昔ながらの製法も関係しているのでしょう。

洗練された現代紙とは違い、古代紙とでも呼べそうな、素朴で躍動感を感じさせるロクタ紙は、なにもしなくても、まるでアートのよう。

そのまま飾るか、フレームに入れるか、ランプシェードに巻いてみるか、カルトナージュやデコパージュに散りばめるか。どう使うかは、あなた次第。

アート感あふれるロクタペーパーの世界観をお楽しみください。



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